妊娠中の食事〜食生活
妊娠中の食事は、バランスのよさがとっても大事です。
普段の生活からバランスの良い食生活を送っていた方は、基本的にそのままの食生活を続けても問題ありません。
ただし、鉄分と葉酸だけは、妊娠前よりも摂取量を増やす必要があります。
・鉄分の摂取
鉄分は、血液を作るのに必要な栄養素です。妊娠中は、子宮や胎盤などに血液を供給しなければならないので
からだを流れる血液の量が増えます。もちろんお腹の中の赤ちゃんも胎盤を通しておかあさんから鉄分を摂っています。
鉄分は動物性の鉄分のほうが吸収されやすいので、レバーや、赤身の肉なんかがお勧めです。
・葉酸の摂取
葉酸はビタミンの一種です。ビタミンの中でも葉酸は水溶性のビタミンB群の一種です。
葉野菜(ほうれん草や小松菜など)、ブロッコリーなどの緑色が濃い野菜の中に多く含まれています。
妊娠中の食事〜食欲が無い
妊娠中はつわりによって食欲がなくなります。
大体つわりのピークは妊娠10週目ころです。
ですがこれには個人差があって長引いてしまう人もいます。
長い人では、何ヶ月間もつわりの状態になるかたもいるようです。
妊娠中は、食欲が無いからといってあまり心配しすぎる必要はありません。
食べられるときは食べて赤ちゃんに栄養を送ってあげましょう。
ですが、全く何も食べられないような状態が続く場合はお医者さんに見てもらいましょう。
また、妊娠中は食事が進めないので、市販のサプリメントでの栄養補給もアリです。
ただし、できるだけサプリメントには頼らないで、普段の食事から栄養を摂るように心がけましょう。
妊娠中の食事〜すぐにお腹がいっぱいになる
「ちょこっと食べただけなのに、もお腹がいっぱい」
こんな経験ありませんか?
これは妊娠中期以降のお母さんなら誰でもなります。
妊娠中は大きくなった子宮に胃が押されることでちょっと食べただけでも
すぐにお腹がいっぱいになってしまうんです。
ですから、「いっぱい食べなきゃ」と無理をしないで
食事の回数を増やすことで対応していきましょう。
回数を増やしすぎて、太らないようにしてくださいね。
くれぐれも食べすぎは禁物ですよ!